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執筆者の写真物性理論

大学院生募集

ちょっと気が早いけど、当研究室では令和4年度(試験は令和3年夏に予定)の大学院博士前期課程(いわゆる修士課程)の学生を募集しています(博士課程でも歓迎)。令和3年度に配属予定の学生が大学院に進学しないため、1,2名の大学院生を受け入れ可能です。


当研究室では、強相関電子系、例えば超伝導を示す銅酸化物や超高速電場応答をする強誘電有機物質の電子と格子の状態を共鳴Hartree-Fock近似に基づいて計算しています。また、時間依存する波動関数の計算にも取り組んでいます。大学院生の中には、積極的に学会発表する人も多いです。これまでに博士を3名輩出していて、皆さんきちんと就職しています。コンピューターを使う計算をしますが、ほぼ全員ゼロからコンピューターの勉強をしているので経験がなくても全く問題ありませんが、量子力学と熱統計力学についての基礎知識がある人が望ましいです。他大学の学生さんや学内で他研究室に配属された学生さんの中で興味のある人は問い合わせてください。


私は元々宇宙人に会いたくて相対性理論に興味を持ったものの、大学に入った後は、どうも宇宙人に会いに行くのは無理らしい、と諦め、4年生の時は素粒子理論の研究室に入ったものの、その世界観に今一つ共感できず、大学院から物性理論に進んだ経験を持ちます。私にとってラッキーだったのは、進学した研究室の教授(湯川秀樹先生の流れを汲んだ人)も素粒子理論から生物物理(実験)、量子化学から物性理論と分野を転々としてきた経験を持っていたことでした。そんなわけで、学部と大学院で研究室を変えることは特段珍しいことではないので、やってみようかな、と言う人は歓迎します。




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