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晴れたら

  • 執筆者の写真: 物性理論
    物性理論
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

大学院生のころ、関西では金曜深夜に「パペポTV」という番組が放送されていた。笑福亭鶴瓶と上岡龍太郎が2人でひたすら雑談をするだけの番組なんだけど、私の中では史上最強のお笑い番組だった。あの当時は漫才ブームで東西ともお笑い芸人がたくさんいたが、鶴瓶の芸風(無意識だと思うけど)は、自分のバカっぷりを笑う感じで他人を傷つけない(その当時の漫才は、芸能人の悪口を言いまくるネタが多かった)話が新鮮だった。師匠(松鶴)が飼っていた老犬(この犬が鶴瓶になつかず、あまり好きではなかった)を散歩に連れて行って、途中で逆さ吊りにして「犬の死刑や!」ってふざけていたのを向いのばあさん(マッカーサーと呼ばれていた)に見られてて、師匠の家に帰ったらめちゃくちゃ怒られた、とか、最後この犬が老衰で死んでしまうんだけど、大泣きしている師匠に合わせて自分も犬の名前を叫んでいたら師匠から「なに笑うてんねん!」って怒られて「笑ってません!」って反論しても「目が笑うてる!」って。

ほかにも。結婚してから、たまたま早めに家に帰ったら奥さんがリビングで爆睡していたので、両頬にペンで大きな丸を描いて塗りつぶしたんだけど全然起きないから面白くなくて、自分の部屋で寝てたら、奥さんが部屋に入ってきて怒りに震えながら「あんた!芸人やろ!これのオチはどれ!?」ってすごい剣幕で怒鳴ってくる。「ごめんごめん」って謝ったら、「私、○○さんのところに回覧板持っていったんやで!」

そんなどうでもよい話を面白おかしく話し続けるんだけど、ある時、太陰暦の話になって上岡さんが「月の満ち欠けは大体1か月かかるじゃないですか」っていうと

鶴瓶「どういう意味ですか?」

上岡「大体の話ですよ。満月になりました、それからまた次の満月まで、大体1か月じゃないですか」

鶴瓶「ちょっと待ってください!どういう意味ですか?」

上岡「そやから大体の時間ですよ。満月から新月になってまた次の満月になるまで、大体ですよ、1か月くらいじゃないですか」

鶴瓶「ちょっと待ってください!満月から満月まで1か月ってどういう意味ですか?」

上岡「大体1か月じゃないですか。ほんなら君、満月から満月までどれだけかかると思ってるの?」

鶴瓶「晴れたら満月!」

将来理科の先生になる人、こういう人もいたほうが面白いのかもしれません。



 
 
 

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