カムバック?
- 物性理論
- 2 日前
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ボクシングは麻薬だ、という業界のことわざがある。どちらも経験していないが、言いたいことはわかる。減量もあるし殴られるし、何が好きであんなことをするのか、わからない人にはわからないだろうが、一度栄光を経験したボクサーはなかなかやめられない。そして今回、フィリピンのボクシングプライド、こと、マニー・パッキャオが46歳にもなってカムバックしてきた。7月にいきなり世界タイトルに挑戦するらしい。まじか。パッキャオは対戦相手も超一流だったので負けてしまうこともあったけど(死んだんじゃないか、と思うくらいのKO負けもある)、アグレッシブに攻めていく姿勢は世界中のボクシングファンから愛された。しかし、46歳ってどうなの?ファンの間でも賛否両論。私が目にするトレーニングの様子からは、勝てそうな気配はない。取り巻きの連中だけが久しぶりに焦点が当たって妙にテンションが高いけど、本人の動きは、46歳にしてはシャープ、っていう程度。直前にケガを理由にキャンセルしたほうが良い気がするけどなあ。
調べてみると、史上最年長の世界チャンピオンはバーナード・ホプキンスの49歳らしい。バーナード・ホプキンスねえ。一度見たら二度と見たくない舐めたボクシングをする男が、意外な記録を持っていたことに驚く。
科学的トレーニングが取り入れられてスポーツ選手の技術も向上し選手寿命もだいぶ長くなったと思う。運動力学的な部分で量子力学の出番はないが測定装置などには量子力学が存分に取り入れられている。そうは言ってもパッキャオが勝てる気はしないなあ。科学的トレーニングをしているようにも思わないし。私の予想を裏切る結果が出るか。とにかくモハメドアリにようにならないよう気を付けてほしい。
話は全く変わるけど。先日駐車場で横を見たら大きな犬が運転席にいた。そのうち犬が運転席でも大丈夫な時代が来るんだろうな、と思った。

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