お盆の時期に東北道では様々な事故が起こっていたが、そんな中に、単独の車両火災による通行止めがあった。死傷者がいなくて何よりだったが、私はこの事故に引っかかって高速を降りる羽目になった。国道4号は私のように強制的に高速を降ろされた車で渋滞しており、のろのろ走っていたら、なんか車がガタガタ言い出した。渋滞中はそれほど気にならなかったのだが、あるところで車が流れ出してアクセルを踏んでも一向に加速せず、ブーンとエンジンは回転しているようだが車はガタガタ言って進まない。これは壊れたな、とコンビニの駐車場に避難。しばらく車を停止させてアクセルを踏んでみると意外と普通。これは行けるかも、と思ったものの、再び高速に乗る勇気はなく、ホンダトータルケアに電話。車はレッカーで山形まで運んでもらって人間はタクシーで最寄り駅まで行って新幹線で仙台に。最後は高速バスで山形に。何とかその日のうちに帰宅することができた。コンビニに避難したときはここがどこなのか、もはっきり分からず、代車でなく公共交通機関で帰ってくれ、と言われたときはかなり焦ったけど、タクシーで新幹線の駅まで10㎞圏内、と分かったときは安堵した。情報は最初に伝えてほしいものだが、コールセンターはどこか遠くにあるのでこちらの情報は全く分からないようだ。人間の交通費も補償されるようなので文句は言うまい。久しぶりに新幹線に乗って仙台でご飯も食べられたので楽しかったと思うことにする。
翌日ホンダに行くと、一時的にミッションの油圧系統にごみが詰まったシグナルが出ている、が、今は普通に走る、と言われて修理もなく引き取ってきた。20万キロも走ってきた車なので、こういうことも予想はしていた。完全に壊れてなくて良かった。
振り返ってみると、これまで、使っていた計算機が突然壊れデータが消えた、というような経験はない。これはラッキーなことだと常々思っていたが、やはり今回のようなアクシデントに会うと、データをセーブしてまさかの時に備えないと、と改めて思うのであった。
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