top of page

前期終了

  • 執筆者の写真: 物性理論
    物性理論
  • 2020年7月28日
  • 読了時間: 1分

「早急に対策を打たないと取り返しのつかないことになる!」と言う意見を無視し、「必要以上に怖がる必要はなく大きな問題にはならない!」と言う楽観論を採用した場合、大体中盤にとんでもないことになって、終盤では楽観論を唱えた学者が見事にやられる、と言うのが映画の定番だが、さて今の現実はどうなのだろうか。

前期の講義はすべてオンラインと言う異例のスタイルで終わってしまった。動画を見た回数、時間、と履修者数を見ていると、いろんなことが想像される。動画の中でレポートの解説をすると再生数が増えるが、通常の動画は半分くらいしか見ていないようだ。

量子力学IIについては、かなり難しい内容にしたけれど、まあまあ皆さん頑張ってくれたと思う。ちゃんと理解できれば、最先端の研究にすぐにでも着手できるはず。野心のある人は単位とは関係なくじっくり理解してください。


あくまで個人的見解だけど、大学3年生で理解できなかったことが4年生になって理解できるということはまずない。その1年で頭が良くなる合理的理由が見当たらないから。何事にも、未来ではなく今の自分に賭けて頑張ってください。



 
 
 

Comments


©2019 by 山形大学物性理論研究室. Proudly created with Wix.com

bottom of page